2005年11月19日

身引き(39歳)

アルエイトさんに二人目のお子さんが出来た。
かねてから決めていた通り、俺は身を引く。

おめでとう。心から俺は貴方…いや、貴方達の幸せを願っています。

これからも大勢の子供達を連れて遊びに行くからね。
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2005年11月18日

媚薬(38歳)

アルエイトさんとは友情を深める日々を送っていた。
アルエイトさんには英人さんという伴侶がいる。
その邪魔をするつもりなどない。
…幸せになって欲しい。
だから二人目の子供が出来るその日まで一緒にいて貰えればいいんだ。
きっとその頃には俺も立ち直れている筈だから。

そんな俺にある日、2本の小瓶が贈られてきた。
中身は不思議な色合いの、だけどとでも甘い香りのする液体
1本ずつ、口に含む。
甘くて、でもちょっと苦味のある味

何かが、変わった気がした。
それが何なのかは分からないけれど…

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2005年11月17日

新たなお付き合い(37歳)

このまま天寿まで14人の子供達と穏やかに過ごせればいい―

そう考えていた筈なのに新たに気になる人が現れた。
Dr.マルチェロさん。俺よりずっと若い方なのに。
一気にプレゼントそして告白
さすがに驚かれたようで返事は保留
保留ならまだ望みはあるのか…

そうして遂にアルエイトさんに告白。
告白って言えるのかは微妙なその気持ちを
アルエイトさんは快く受け入れてくれた。

表記は恋人だけど、友達として付き合っていくのだ。

かつて同じ人を愛した者同士…
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2005年11月16日

恋ではなくとも(36歳)

伴侶を失い、俺は一人身となった。
さすがに暫くは何もする気が起きずぼーっと過ごす日々

暫くして俺の視線がある方に向かう。
その方はアルエイトさん。
亡くなった伴侶の恋人であった人。
実は過去にも視線を送ったことがあるんだ。

これは恋心じゃないとすぐに分かった。

同じ人を愛し、同じ日に同じ悲しみに胸を痛め
それなのに俺を気遣ってくれたアルエイトさん

もっと話をしたいと、もっと近づきたいと思った。
それがピーポー荘システムでは恋心と判断されたのだろう。

この恋に似た別の感情は受け入れてもらえるのだろうか…?
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2005年11月15日

伴侶のいなくなった日(35歳)

今の俺の体には14人目の王子との子がいる。
子供に負担をかけるわけにはいかない。
俺は寝台へと身を預けた。

部屋を暗くしても眠ることはできなかった。
理由に気付いていたけれど、俺の心は認識する事を拒否していた。

―共に過ごしてきた伴侶はいなくなってしまった。
神様の決められた天寿ではなく、病気という形でいなくなってしまった。
それを認めたくない―

この日、多くの方からプレゼントや励ましの言葉を頂いていた。
伴侶がいなくなっても俺は一人じゃない事を実感した。
いつまでも現実を認めないわけにはいかない。



そうして14人目の子、コリンズが産まれた。
新しい命を腕に抱いて俺はようやく決意する。





誰もいなくなった寝台にそっと手をかける。

「チャゴすん王子、31年間傍にいてくれて本当にありがとう」

ここに彼が戻る事はもうない。

「一緒に過ごせた時間は本当に幸せだったよ。
 …子供達の事は俺に任せてゆっくり休んでね」

言えなかった別れの言葉を告げた。

頬を伝う涙はそのままに。


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posted by くくーる桃味 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

最後の妊娠(34歳)

今日も王子の病状は変わっていない。
それでも俺は仕事に行く。
動いていなければ、体が震えてその場に蹲り動けなくなりそうだったから。

子供達に俺の歌が元気がないと言われた。
それは責めるものではなく、心配そうに。
子供達にまで心配される程に俺は沈んでいたのだろうか。

仕事から帰ってきてもチャゴすん王子の体調は良くないままであった。
それなのに俺は、彼にある事を望んだ。
今にして思えばそれは何かを予感しての事だったのか。

「嫌?俺は王子の子供が欲しいよ」
愛を深める事を望んだ俺
だが王子はいい顔をしない。体調のせいではない。
「そうじゃないよ。今身篭ったら君は一人に…」
王子の言いたい事、分かるけれど分かりたくない。
そんな可能性は考えたくない。
「いつかは訪れる事だよ…彼女とは別れたって友達として付き合っていける
 それに、俺には王子がいるのにどうして一人になるの?」


久しぶりになる妊娠。今回もやはり俺。
それに伴い発生する恋人の身引きによりみーてぃあ姫とはお別れをした。


船を買った。
昔、俺が兄貴と別れて落ち込んでいた時に王子は馬車を買ってくれた。
それが凄く嬉しかった。
だから今度は俺から船を。元気になったらこの船で出かけようねと。

元気になってくれると、信じてるから。


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posted by くくーる桃味 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

タイムリミットまで(33歳)

おはようと声をかけても返ってくる声は弱々しいもの。
チャゴすん王子の病気はまだ治っていなかった。
タイムリミットは2年。
明日、病気が治らなければチャゴすん王子は…。

模様替えが行われたピーポー荘。
桃色の花柄の内装。俺の大好きな色。
何も変わらない日々であれば目を細めて見ることができた。
だけど今の俺にそんな余裕はない。

新しいベッドを買った。
ベッドを代えたくらいで何か代わるものではない。
ピーポー荘の住人がかかるこの類の病気は
俺がどれだけ頑張っても回復には限界があるのだ。
それでも何かせずにはいられなかった。
posted by くくーる桃味 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月12日

不安的中(32歳)

俺の気がかりは現実のものとなった。

チャゴすん王子が、倒れてしまった。

風邪かな?玉子酒と梅入りのお粥を作った。
大丈夫だよな。ちょっと疲れがたまっただけで…。
今はゆっくり休んで。家の事は全部俺に任せて。

明日になれば回復しているだろう。
その為には俺がしっかり看病しないと。
子供達にも騒がしくしないようにお願いをした。
不安そうな顔。ごめんな。
大丈夫だから。明日には全てがいつも通りになっている筈だから…。

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2005年11月11日

新しい恋人(31歳)

俺に視線を送ってくれていたみーてぃあさんが告白してくれた。
31年の人生で告白されたのはこれが初めて。
嬉しくてすぐにOK。
俺には伴侶がいるし、妊娠もすぐしちゃう方なんで
長くは付き合えないかもしれないけど…楽しく過ごせたらいいと思う。

シスターを極めた俺は歌姫に転職。
子供達に歌をうたってあげるんだ。

ククルんさんとこの妊婦同士での恋の成立に驚いたり
遂にマルチェロ*3さんが身篭ったりと
今日もピーポー荘は賑やかだ。
ひとつ気になることと言えば、チャゴすん王子の元気がないように思える事。
俺の気のせいだといいんだけど…。
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2005年11月10日

嵐の前の(30歳)

13人目の子はパヴァン。一瞬、懐かしさが込み上げたのは何故だろう。
もうチャゴすん王子との子も13人。
ピーポー荘の中では多い方じゃないだろうか。
皆可愛い、二人の子。これからも弟や妹を産んであげたい。産みたい。

気付けば可愛らしい方からの視線。え?俺…なの?


職業のシスターも極め、全てが順調だと思っていた。
posted by くくーる桃味 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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